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Dysonの開発したディープラーニングを活用した革新的なリアルタイムSLAM技術「DeepFactors」

論文へのリンク

[2001.05049] DeepFactors: Real-Time Probabilistic Dense Monocular SLAM

筆者・所属機関

Jan Czarnowski, Tristan Laidlow, Ronald Clark, and Andrew J. Davison

全員所属はDyson Robotics Laboratory, Imperial College London

注:Dyson Robotics LaboratoryはDysonがイギリスのImperial College London内に設立した研究所

投稿日付

2020/01/14

概要(一言まとめ)

 SLAM技術の名付け親であるAndrew J. Davisonによる高速・高精度なVisual SLAM技術。

 日経Robotics 5月号で特集が組まれている。

手法の概要

 DNNのモデルを3つ用いている。

f:id:karaage:20200420141059p:plain

 図の一番下が、Auto Encoderのモデルで距離画像を学習させている。そのとき、生じる真ん中の特徴量c(論文内でcodeと呼ばれる)が重要。

 真ん中のFeature Networkは、RGB画像を元に解像度ごとに特徴ベクトルを生成して、Auto Encoderに条件付きで結合している。

 一番上のネットワークは、codeの初期値を推定するためのネットワーク。

 DNNの重みは、事前にオフラインで学習されるがcode自体はオンラインで最適化される。

コメント

 オートエンコーダの特徴量をオンラインで最適化して、精度を高めているのが面白い。

 Feature Networkが、条件付きでAuto Endoerに結合しているところは、pix2pix(GAN)っぽくて面白い(勘違い?)

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